2019年4月10日- 菅沼 俊哉
売買市場動向は一言でいうとスロー。 $4 百万㌦(約4億4千万円*) 以上の物件は契約迄に平均約15カ月間掛かったというデータが状況を如実に表している(2013年は同データ比較で約5.7カ月)。 今年、市内で計約28,000万戸の供給があり(ブルックリン14,000戸、マンハッタンとクイーンズは各約6,000戸)、このペースでは在庫がなくなるのに6年以上掛る計算になり、飽和状態だ。...... ここをクリック
2019年 1月11日- 菅沼 俊哉
まず、市場動向。一言でいうとスローダウン。 売買:マンハッタンのコンドミニアムに関して、2018年第3四半期の時点だが、新規物件では前年比で売買平均価格は約4%ダウン、取引件数も約11%ダウン。 中古物件も平均価格で約3%、販売単価で4%、取引件数で10%とそれぞれダウン。 市場全体の在庫は8%増。 超高額物件($5 Million = 5億5千万円 *)の動きが鈍いのは以前からだったが、...... ここをクリック
2018年 10月10日- 菅沼 俊哉
トランプ・ブランドの不動産は価値の下落が止まらない。 氏が大統領になってから、氏の名が付く(氏からライセンス契約を受けた)ホテルや、コンドミニアムの建物から、トランプの名を取る運動が続いた。 無論、氏が直接所有するホテルやアパートはそれにあたらない。 5月にアッパー・ウエストのコンドミニアムが起こした名称破棄の訴訟で、住民側が勝訴。2/3の所有者の承認を得られれば、...... ここをクリック
ブルックリンのダウンタウン近辺で高層住宅が目立つようになって、マンハッタン側からの風景も大きく変わりつつある。 このエリアは数年前に用途/容積率が緩和され、また市の固定資産税軽減措置もあり、賃貸アパートや分譲住宅が数多く建てられている。 今後数年で約28,000戸以上の新規供給が予想されており、少し供給過多の状況が始まっている。...... ここをクリック